2013/05/07

マカオのシンボル★聖ポール天主堂跡


マカオの歴史を伝える重要建築物の一つ

東洋と西洋の融合ともいえる

ファザードが美しい聖ポール天主堂跡です。


セナド広場から人の流れに任せて進み

商店街の路地を通り抜けると

聖ポール天主堂の正面が見えてきました。

参道からみる聖ポール天主堂跡

1600年頃に建てれたこの教会は

その当時ではアジア最大のカトリック教会だったそう。

1835年の火災で大部分が焼失しました。

因に1600年頃の日本史をみてみると

1612年:徳川家康がキリスト教禁止令

1629年:踏み絵の導入


追放された日本キリスト教徒がマカオへ到達

1620年頃からの一層複雑な正面の彫刻作りに

加わったとされています。

龍(ヒドラ)の頭を踏みつける聖母と骸骨の彫刻
漢字の彫刻「聖母 踏龍頭」
ジャンク船と悪魔(?)の彫刻
聖ポール天主堂跡から眺めるマカオ


マカオとキリスト教と日本人、

じっくり彫刻を眺めながら

少しだけ歴史を垣間見た気がしました。


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